潮熱(ちょうねつ)
桜も開花し、春が訪れたことを実感します。
東洋医学で「潮熱」という用語があります。
潮熱とは規則的な時間に発熱が起こったり、熱が上昇することをいいます。
潮(しお)の満ち引きのように規則性をもつことから、潮熱といわれます。
夕方近くになると決まって具合が悪くなると言われる方がいらっしゃいますが、午後3時から5時にかけて微熱があったり、汗や口渇などの症状は「日晡潮熱(にっぽちょうねつ)」「陽明潮熱(ようめいちょうねつ)」といいます。
また、夜間に起こる症状を「夜間潮熱」といいます。
いずれも、「陰虚(いんきょ)」の症状です。
陰虚証は陰液の不足した状態で、病気の長期化・発汗や出血による陰液の消耗・栄養不足・心労・過労によるものです。
鍼灸は体内の陰陽の崩れたバランスを整えます。
体調の変化を感じる方、一度ご相談下さい。
はりきゅうanby治療院
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