センブリ
早いもので、もう来週から師走です。
今年は感染症対策で忘年会も控えめになると思いますが、年末年始にかけて寒くなるこの時期から胃腸の状態は整えておきたいですね。
十薬(ドクダミ)・ゲンノショウコと並んで、日本三大民間薬のひとつにされる「センブリ」をご紹介します。
湯の中で千回振り出しても苦いことから「千振」の和名があります。
健胃薬として江戸時代後半から使われるようになりました。
山野のセンブリはすべての生産を山採りに頼っていましたので、ひと昔前に比べ数を減らしていましたが、1970年代に長野県で栽培方法が確立されました。
センブリは日本薬局方には収載されていますが、漢方薬で使われることはありません。
家庭薬やセンブリ茶で使われます。
別名「当薬(トウヤク)」は試しに味見をした人が当(まさ)に薬であると言ったという伝説から生まれたとされます。
食べ過ぎ、飲み過ぎの方にはよろしいかと思います。
はりきゅうanby治療院
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