温泉効果⑤
小雪を迎えようとしていますが、連日季節外れの暑さですね。
体調管理には気を付けましょう。
今回は日本一の源泉数を持ち、湧出量も日本一の別府温泉をご紹介します。
別府市内に入ると、あちこちで温泉の湯けむりが見られ、硫黄の匂いが漂ってきます。
古いものでは明治時代に建てられた温泉施設や歴史のあるレトロな温泉場が市内あちこちにあります。
市や町営のものが多く、多くは洗い場やシャワー設備がありません。
どこも決して広くはありませんが、200~300円でかけ流しの温泉が楽しめます。
別府八湯と呼ばれる中の「明礬(みょうばん)温泉」は全国でも珍しい泥湯の温泉です。
鶴見山麓の山を登っていくと、強烈な硫黄の匂いと温泉蒸気が地面から噴出しています。
最上の泥が必要とする適度な噴気と腐植粘土層と地下水の三拍子そろった明礬地区は世界でも類をみない硫黄水素泉だそうです。
泥湯ですので、足元が全く見えず何ともいえない感触ですが、普通の温泉より比重が重く、浮力が大きいので流されないよう自然の中に造られた原始的な温泉を手探りで移動していきます。
水からの湯沸かし湯に比べ5倍の熱保有度を保つそうですので、12歳以下のお子様は入浴禁止になっています。
ここの泥湯はリウマチ治療に大変効果があるそうです。
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