睡眠研究
「春眠暁を覚えず」春は眠くなる季節です。
皆さんは普段何時間睡眠できていますか。
食事、排便に伴い睡眠は生きていく為に欠かせないことです。
今話題のノーベル賞が有力視される睡眠医学研究者の柳沢正史教授も睡眠の重要性を発信していらっしゃいます。
特に日本人は世界からみても寝不足の国であるようで、睡眠時間が欧米の平均値より1時間程少ないようです。
国民性の問題でしょうか、仕事や自分の時間が優先で、残りの時間で睡眠をとるという考え方から抜け出せないようです。
睡眠時間をとった上で、残りの時間で自分のやりたいことをやるというのが本来の考え方だと話されます。
寝不足になると、メンタルの不調やメタボリック症候群、高齢者では認知症の進行、癌のリスクなどが挙げられています。
巷では、睡眠の質が良ければ短時間でもよいという考え方がある一方、柳沢先生は睡眠は質ではなく時間(量)であるとおっしゃっています。
理想的な寝室の環境は「暗くて」「静か」「朝まで適温」だそうです。
日本の住宅は夜明るすぎるようで、寝室以外のダイニングやリビングも雰囲気の良いホテルやレストランのように薄暗い程度がよいそうです。
夜中に起きてしまってからどうしても寝られないという方は、15秒深呼吸という方法をしてみてはいかがでしょうか。
7秒息を吸い、8秒息を吐くことを4回繰り返します。
それでも寝られない方は一度ベッドから出て本を読んだりお茶を飲んだり、違う事をして眠くなったらベッドに入る、寝られないからといってベッドの中で悶々とするのはよくないそうです。
ベッドの中はあくまで眠るだけの場所で、その中で色々するのはよくないようです。
睡眠をしっかりとれる環境づくりを心掛けたですね。
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