漢方薬の副作用
穏やかに効く漢方薬にも副作用があります。
主な副作用は
①間質性肺炎
②偽アルドステロン症
③肝障害
④腸間膜静脈硬化症(静脈硬化大腸炎)
があります。
薬剤性間質性肺炎は、発熱・息切れ・呼吸困難・乾性咳嗽がみられ、進行すると肺線維症になる場合もあります。
偽アルドステロン症は、甘草(カンゾウ)を含む漢方薬に多く、低カリウム血症・高血圧・四肢の脱力・こむら返り・全身倦怠感・浮腫などがみられます。
高齢者や低身長、低体重の方に特に生じやすいことも判明しています。
薬剤性肝障害はアレルギー特異体質によることが多く、かゆみや皮膚疾患が出現します。
腸間膜静脈硬化症は腹痛・下痢・嘔気・嘔吐の症状があり、山梔子(サンシシ)を含む漢方薬を長期服用した場合に関連性が強いことが報告されています。
体調の変化を感じる方は、医師の診断を受けて下さい。
はりきゅうanby治療院
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