海鼠(ナマコ)
立春も過ぎ、寒いながらも春の気配を感じますね。
中華料理では高級食材として使われるナマコですが、燕窩(ツバメの巣)、海翅(フカヒレ)、鮑魚(アワビ)と並び「四大海味」といわれます。
冬から春にかけてが旬で、今が一番美味しい時期だそうです。
歯ごたえの強い赤ナマコが主流ですが、青ナマコは比較的歯ざわりが柔らかです。
食したことがない人いとっては、あのグロテスクな見た目で、とても食べる気にならないかもしれませんが、その姿からは想像できないほどの栄養価があります。
滋養強壮効果が高く、「海の朝鮮人参」といわれるほどです。
高タンパクで18種類の必須アミノ酸を含みますので免疫力を高め、コラーゲンも豊富で肌の新陳代謝を高めます。
石鹸やシャンプーなどの美容製品にも使われるのも納得です。
また、悪玉コレステロールを下げるサポニンも含まれ、50種類以上の天然栄養成分を含むスーパーフードです。
魚をさばくよりも簡単に下処理ができますので、酢の物や炒めもの、から揚げでも美味しく食べられます。
はりきゅうanby治療院
*画像は「朝日新聞」さんからお借りしました
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