更年期障害のツボ①
前回のコラム「更年期障害」に効果的なツボをご紹介します。
代表的なツボに「三陰交」というツボがあります。
足の内くるぶしの上方3寸のところにあります。
3寸はだいたい指4本分の幅です。
画像は、せんねん灸さんからお借りしました。
三陰交は足の太陰脾経に属し、倉廩の官(そうりんのかん)と呼ばれ、胃と同じく消化、吸収を調節する働きがあります。
脾は体内の栄養分を上に持ち上げる機能がありますので、五臓六腑を一定の位置に維持するとともに、血が血管の外に漏れ出させない統血機能があります。
脾の機能に異常が生じると出血傾向になります。
足の太陰脾経・足の少陰腎経・足の厥陰肝経の三陰が交わるという意味でも、脾・肝・腎が整います。
三陰交はむくみや冷えにも効果的ですし、ホルモンの分泌の働きを良くしますので、婦人科系のあらゆる症状に効果的です。
毎日お灸をすえたり、押してみたりして試してみてはいかがでしょうか。
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