不眠症
不眠症は自律神経のバランスが狂い、交感神経の緊張が異常に興奮することで、副交感神経の機能が低下するために眠る事が困難になります。
身体疾患・精神異常や薬物の原因で起こり、様々な健康障害が起こります。
不眠症が長く続くことにより、高血圧や糖尿病などの生活習慣病をはじめ、ひどくなると、うつ病になるリスクが高くなります。
治療法として、睡眠導入剤や安定剤の助けをかりなければならない方もみえますが、長期間の服用は依存症になり、薬を断とうとすると離脱症状に悩まされ大変危険です。
不眠症の方は、仕事や勉強などで頭は疲れきっているけれども、身体は疲れていないというアンバランスな状態です。
睡眠ホルモンとよばれるメラトニンが夜間に多く分泌されます。
メラトニンは加齢に伴い減少しますが、朝起きてから15~16時間後に最大量になるそうですから、22時以降はゆっくり休める体制を整える習慣を付けましょう。
不眠症は生活習慣病です。
バランスの良い食事をとり、毎日の排泄を習慣づけ、規則正しい生活を心がけましょう。
特に運動はストレスを解消させ、精神を安定させます。
有酸素運動は肺機能が向上することで、全身の血流が良くなり、深い眠りにつくことができます。
日も長くなり、暖かくなってきましたので、ウォーキングなど毎日の運動を習慣づけて、一日のストレスを解消し、良い睡眠をとりましょう。
はりきゅうanby治療院
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